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ある副知事秘書の話

Posted by Masayuki Hayashi

有楽町で某県の副知事秘書を長くやっていた友人と久しぶりに会う。







彼はその人柄と仕事柄で、本当に興味の範囲が広い。行政に携わっていたら、本来当然と言えば当然だけど、そういう人はそんなにいない気がする。







そんな彼に聞いた話で印象に残った話。







ある場所にごみの処理場を建設しようとしていたが、環境団体などを中心に市民の反対を受け、中止せざるを得なかった。







でも、その県のごみ処理は隣県に依存しており、その処理能力も近いうちにキャパオーバーになる事が目に見えていた。







そこで県知事は、処理場の建設は止めるが、そのかわりに出すごみの量を減らそうと市民に呼び掛けた。それも、どれだけ減らせば、ごみ処理所がキャパオーバーするまでの期間をどれだけ先に延ばせるかを具体的に数字で示して。







結果、ごみの排出量が10%減ったそうだ。知事の提示した目標に市民が応えた結果だ。







もちろん、必要な事なら先延ばしにせずにやれよとは思うが、市民のコンセンサスが取れなかった以上はそれもやむなしという判断だろう。少なくとも、こうして市民の協力を得ていけば、いざどうしても処理場建設やむなしという状況になった時には、説得もしやすくなるのではないか。







もちろんそのアナウンスを徹底するのにもかなり労力がかかったに違いないし、単純化しては、当時の行政にかかわった方々に失礼かもしれない。が、やはりポイントは具体的に数字や期間に落とし込んだからだと思う。







具体的でイメージできる数値目標があると、きっと人は頑張る事が出来る。

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