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不測のトラブルに心を乱さない

Posted by Masayuki Hayashi

仕事をしていれば、自分一人では解決が難しい失敗やトラブルに見舞われる事は少なくないと思います。
想定していなかった問題がおこると、人間どうしても動揺してしまいます。

しかしそれに動揺してあたふたしても、問題を解決するどころか、さらに問題を大きくしてしまう事にも繋がりかねません。何よりも優先すべきは、自分の心を平静に保ち、粛々と問題の解決に努める事です。

そういう時に、僕はまずその問題による最悪の結果は何かを考えるようにしています。多くの場合、そこで考えられる最悪の結果は、自分自身や会社の存続を脅かすほどに最悪ではないという事に気がつきます。そして、その最悪の結果によって、誰にどの程度迷惑をかける可能性があるのかにも気がつきます。

その最悪の結果を避けた方が良いという意味において、その迷惑をかけるかもしれない人たち(取引先や上司、同僚など)は、自分と利益を同じくした仲間とも言えます。問題の原因がなんであれ、その時点で何よりも優先すべきは、問題を解決する方法を考え、実行するという事です。そして、それは迷惑をかける可能性のある人の利益でもあります。だから彼らはある意味問題解決に協力を仰ぐ事の出来る仲間なのです。ですから、自分一人で解決が難しい問題は彼らの協力を得る事を考えます。(もちろん、文句を言われたり、怒られたりするでしょうが、自分に少しでも責任があるのであれば、受け入れて、同じ事を繰り返さないよう反省すれば良いだけです)

ここまでで、最悪の事態はそれほど最悪でもなく、しかも協力してくれる仲間もいる事が確認されました。これだけでも、だいぶ心は落ち着くはずです。

次に考えるのは、最高の結果です。問題を解決してゼロに戻すのではなく、プラスにもっていける可能性がないかを考えます。人間何かいい事があると思えた方が力を発揮出来ます。だから自分がこれから考えるアクションのゴールは、「いい事」である方が良い結果が出ます。ピンチをチャンスに変えるとは良く言われる言葉ですが、本当に問題というのはチャンスに繋がる事が多い気がします。

会社員時代(電子部品メーカーの営業でした)、顧客からのクレームはその顧客とより親密になるチャンスだと教育されました。そしてそれは確かにその通りでした。

注文された製品の中に一部間違った製品を納品して、それを顧客の出荷期限までに仕分けなければ、お客さんの出荷スケジュールに間に合わないという事がありました。注文した製品と見た目では区別のつかない間違った製品が混ざっているのですから、手でひとつひとつ測定しなくては、どれが誤納入した部品かわかりません。

結局、顧客側の担当者の方と、お客さんの工場で、夜を徹して手作業で数万個の部品の仕分けを行う事になりました。いかに問題がこちらの責任とは言え、徹夜で同じ作業を一緒にしていれば、仲間意識が芽生えます。作業中に普通なら聞けない競合の会社や新製品の情報を聞く事が出来たり、個人的な話で盛り上がったりと、眠い目をこすりながらの作業でしたが、不思議に楽しい時間でした。それ以降、担当の方との距離が縮まって、取りたい時にアポも取れるし、競合の情報なども手に入り易くなりました。

そういう事もあるので、問題が起こった時には、最悪の状況を想定しつつも、一番うまくいった場合、どういう状況になり得るかも考えるべきです。そして問題解決に向けて、全力で努力すれば、大抵の問題はなんとかなるものです。

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