投稿事例から探る!人気アカウントのSNS使い分け術

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複数のSNSアカウントを運営している方にとって、SNSごとに投稿を作成するべきか、それとも同一の原稿でよいのか、悩むことはありませんか?

例えば、FacebookとTwitterの2つのアカウント運営している企業の場合、Facebook向けに投稿を作成し、同じ原稿をTwitterに投稿するか、その反対の運用をしている投稿を見かけることがあります。このようにどちらか1つのソーシャルメディアを重点的に運営すると、他のSNSの投稿に時間を割くことができず、反応がイマイチだった...なんてこともあるかと思います。

ツールを活用して、SNSごとの投稿事例を効率的に探しました

一方、ソーシャルメディアごとに担当者を起用し、それぞれ別に投稿しているという場合もあります。先日コムニコのセミナーに登壇いただいた東急ハンズさんでは、Instagramの運用は、Twitterとは別の担当者の方が運用しているそうです。

エンゲージメントを高めるためには、SNSに合わせた投稿をするのが理想的ですが、原稿作成のために時間を捻出することは簡単ではありません。

そこで今回、国内の1,500ブランドのSNS投稿・アカウントを分析するためのクラウドツール「POST365」を使って、複数アカウントを運用している企業の投稿例を抽出し、その中から上手にSNSを使い分けている事例をピックアップ・分析しましたので、ぜひ参考にしてください!

同じネタでも切り口を変えて紹介:ANA

はじめに紹介する投稿は、11月4日のANAのFacebookページの投稿です。モン・サン・ミッシェルの美しい夜景です。



Twitterでは、モン・サン・ミッシェルの昼間の写真を投稿していました。また、#ANA旅というハッシュタグとリンク先のURLを投稿しています。

Twitterでは、同じ日に、キャンペーンのお知らせなどを複数回投稿していました。Twitter向けの投稿+Facebookの投稿をアレンジして運用しているのですね。

Instagramでは、同日の投稿はありませんでした。Instagramは、Twitter、Facebookとは異なる独自の投稿をしているようです。

別の日になりますが、Instagramのフォロワー向けのイベントの紹介をしていました。参加条件にInstagramのアカウントをフォローしてもらうことや、申込みページはプロフィールに記載するなど、フォロワーを増やす工夫をしていたり、Instagramの仕様を意識した企画になっていました。参加者のInstagramに、当日のイベントの様子がアップされるという効果も期待できそうですね。

Instagramでは特性を活かした投稿を:ハーゲンダッツ

続いてチェックするのはハーゲンダッツの使い分け。Facebookでは新商品の紹介をしていました。ちなみに、ハーゲンダッツの投稿の多くは12時ピッタリ。お昼ご飯のときに投稿を見て興味を持ち、会社に戻る時に寄ったコンビニでデザートとして購入する...そんなカスタマージャーニーを描いているのかもしれません。

こちらは、Twitterの投稿です。Facebookと同じ画像ですが、原稿は少し異なることがわかります。

Twitterではさらに「ざくざくまぜまぜ」のというハーゲンダッツの食べ方の一つを紹介しています。こちらは、上記の投稿のリンク先の動画を、一つの画像でまとめたものです。

忙しいユーザーにとって、リンクをクリックして動画まで再生してもらうというのはハードルが高いかもしれません。しかしこの例のように、動画のカットをまとめて画像で紹介するのも親切ですね。

そしてこちらはInstagram。Facebook、Twitterで使われている写真とは異なる写真です。商品だけでなく素材や小物を使った手の込んだ写真になっています。テキストは英語、ハッシュタグは日本語のみになっていました。

そして、こちらは次の日の投稿。前の日の投稿を下にすると、一つの写真として成立していることがわかります。

さらにプロフィールページで見てみると・・・!

お見事!ですね。ハーゲンダッツでは、何パターンかこの9枚で1枚の写真になる投稿をしています。1日に3枚の写真をアップして、3日間で完成するようになっています。

1枚1枚の写真でも素敵ですし、一つの作品としても成立しており、写真のビジュアルを重視するInstagramの世界観に寄り添った投稿しているところは非常に参考になります。

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それぞれで投稿を作成:ユニクロ

今度はユニクロの投稿を見てみましょう。こちらはFacebookの投稿。柔道家の井上康生さんのインタビュー動画が紹介されています。



こちらは、同じ日のTwitter。ちょっと文章が異なりますが、同一のコンテンツ紹介です。

Twitterでは同じ日にさらに7個投稿されています。動画のものや写真のものなど様々です。Facebookは、選りすぐりのものを投稿して、Twitterは時間を変えて様々な投稿をしているようです。

そしてこちらはInstagramです。コーディネートの紹介ですね。テキストは英語、ハッシュタグは日本語、英語表記です。

まとめ:人気のアカウントは使い分けをしっかりしている

今回は、異なる業界の人気のアカウントをピックアップして、投稿の使い分けを調査してみました。運用方法は異なりますが、ソーシャルメディアに合わせて使い分けをしていることがわかります。特にInstagramは3社とも世界観やビジュアル重視の投稿をしていました。

さて、今回投稿の調査をするにあたって活用したのが、POST365というソーシャルメディアの投稿を横断的にチェックできるツールです。最初に業界別のブランドで、3つのアカウントを運用している企業を探しました。

また、それぞれの最新の投稿や反応をPOST365からチェック。3つとも運用している企業は案外少なかったり、アカウントがあっても、最新投稿が半年前だったり、ということもありました。

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さらに、それぞれの11月の投稿から人気の投稿を見て紹介する日程を決めていく、という流れで記事の調査を行いました。ほとんどの作業をツールだけで完結できるので、人気の投稿の傾向を知りたい、話題の投稿を調べたいと言う時に便利ですので、興味のある方は、ぜひチェックしてくださいね!

有名企業のSNSアカウント調査ツール POST365の資料をダウンロードする

深谷 歩

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株式会社深谷歩事務所代表取締役。ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援を行う。Webメディア、雑誌の執筆に加え、講演活動、動画制作も行う。またフェレット用品を扱うオンラインショップ「Ferretoys」も運営。

著書
自社のブランド力を上げる! オウンドメディア制作・運用ガイド』(翔泳社)
小さなお店のLINE@集客・販促ガイド』(翔泳社)
SNS活用→集客のオキテ』(ソシム)
小さな会社のFacebookページ制作・運用ガイド』(翔泳社)
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