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インフルエンサーマーケティング:注意点と活用のポイント

インフルエンサーマーケティング_1

インフルエンサーマーケティング_1企業としてSNSを運用していても、なかなかユーザーに届かない。そんな課題を持つ担当者も多いのではないでしょうか。

そこで注目されているのが、多数のフォロワーを抱え、フォロワーへの影響力を持つインフルエンサーと協力してコミュニケーションを行う「インフルエンサーマーケティング」です。インフルエンサーにSNSで商品やサービスに関連する投稿やレビューをしてもらったり、キャンペーンの拡散に協力してもらうことで、そのインフルエンサーを支持するユーザーに情報を届けることができます。

「広告や企業の発信には関心がないけれど、自分が好きで憧れているインフルエンサーの発信は欠かさずチェックする」というユーザーもSNS時代には増えています。インフルエンサーと協力して発信することで、情報が届きにくくなったユーザーとコミュニケーションが可能になるのです。

インフルエンサーの活用の注意点


インフルエンサーに対して対価(金銭、商品やサービスの提供を含む)を支払って情報を発信してもらう場合は、その事実がわかる形で明示しなければなりません。具体的には、PR、広告であることを表記したり、スポンサー名を示したりします。これは、インフルエンサーの発信を見た人が、誤解をしないためです。

日本国内では、以下のようなガイドラインに広告であることを明示することが定められています。

インターネット広告倫理綱領及び掲載基準ガイドライン
http://www.jiaa.org/download/JIAA_rinrikoryo_keisaikijyun.pdf

WOMJ ガイドライン
https://www.womj.jp/85019.html

例えば、WOMJ ガイドラインでは、以下のように定められています。
 関係性の明示
(ア) 情報発信者に対して、WOM マーケティングを目的とした重要な金銭・物品・サービスなどの提供が行われる場合、マーケティング主体(中間事業者でなく主催者) と情報発信者の間には「関係性がある」と定める。

(イ) 関係性がある場合、情報発信者に関係性明示を義務付けなければならない。関係 性明示は、主体の明示と便益の明示の両方が、情報受信者に容易に理解できる方 法で行われるべきである。
① 主体の明示:マーケティング主体の名称(企業名・ブランド名など)の明示
② 便益の明示:金銭・物品・サービスなどの提供があることの明示


これは、インフルエンサーに情報発信を依頼した全てのコンテンツに明示されるべきです。例えば、商品Aをインフルエンサーに提供し、5つの投稿を作成してもらった場合、最初の1つ目の投稿だけではなく、5つの投稿すべてに関係性を明示しなければなりません。

依頼をする企業は、関係性の明示のやり方(PR表記、スポンサー名表記、タグの付け方など)をインフルエンサーに伝えるだけでなく、実際の投稿に表記が含まれているか、必ず確認しましょう。

Instagramの場合は、「企業とのタイアップ投稿タグ」という機能を用意しています。このタグを使うと、タイアップ投稿であることをInstagramの公式の形で示すことができます。他にも、インフルエンサーもインサイトを見ることができるなど、便利な機能も用意されています。詳細は以下の記事を御確認ください。

Instagram:スポンサーによる投稿を明示する「企業とのタイアップ投稿タグ」とは?!
https://blog.comnico.jp/we-love-social/instagram-tie-up-tag

インフルエンサーと一緒に何ができるか

インフルエンサーマーケティングの手法は、いろいろあります。よく活用されるのが、Instagramを使って、インフルエンサーに商品やサービスを紹介するような投稿をしてもらったり、キャンペーン情報の拡散をしてもらうものです。

なお、Instagramの注意点としてURLの取扱いがあります。Instagramの場合、投稿にクリックできるURLは挿入できません(テキストとしてリンクしないURLを入れることはできる)。ただしInstagramストーリーには、リンクを入れられる場合があります。Instagramストーリーに、以下のいずれかの条件を満たしたユーザーの場合、リンクを挿入することができます

  • 認証アカウント
  • ビジネスプロフィールで1万人以上のフォロワーを持つアカウント

もちろん、Instagramだけでなく、Twitter、Facebookでも同様にインフルエンサーに投稿してもらって、リーチを獲得することができます。

その他、ブログやYouTubeなどで、商品の使い方を紹介してもらったり、率直な感想や評価を投稿してもらうといった活用も有効です。

どのSNSを活用するかは、情報を届けたいターゲットユーザーが最も使っているメディアは何かを考えましょう。インフルエンサーの選定にも言えることですが、せっかくインフルエンサーを使っても、ターゲットが見ていなければ、期待した効果を得られません。

インフルエンサーの選び方と依頼の流れ

インフルエンサーマーケティングを行うには、まずは最適なインフルエンサーを見つけなければなりません。以下のような条件を検討し選定しましょう。

  • フォロワー数(1万人以上など)
  • フォロワーの属性(ターゲットユーザーが含まれているか)
  • 普段の投稿内容
  • 普段の投稿の反応数、エンゲージメント
  • インフルエンサーのライフスタイル、価値観

SNS上でフォロワーが多い人を探すのもよいですし、自社のサービスの利用者など顧客から直接募ってみてもよいでしょう。案外、顧客の中にすでにインフルエンサーがいて、自然と拡散してくれている場合もあります。

インフルエンサーの普段のライフスタイルや価値観が自社のブランドやサービスとマッチするかどうかも重要です。節約主婦としてカリスマ的な存在の人に、高級エステなどを紹介してもらっても、本人も納得しないでしょうし、フォロワーも離れてしまうリスクがあるからです。

最適な人を見つけたら、連絡、面談をしてインフルエンサーマーケティングに協力してもらうための条件を決め、契約を進めます。

インフルエンサーを見つけるのが大変、連絡などが大変という場合、コムニコにご相談ください。たくさんのインフルエンサーと提携していますので、最適な人をご紹介することができますし、企画内容などについてもご提案できます。

インフルエンサーマーケティングの効果測定


インフルエンサーマーケティングを実施したら、効果を測定します。目的や施策内容によって注目すべき数値は異なりますが、以下のような項目を評価してみるとよいでしょう。
  • リーチ、コメント、反応、エンゲージメント率など
  • ハッシュタグの投稿数
  • 自社アカウントのフォロワー数の変動
  • サイト流入(トラッキングコードを使う)
  • キャンペーン参加者数(写真投稿キャンペーンなどの場合)
  • 売上への貢献(インフルエンサーにクーポンコードなどを配信してもらい、それを使った売上を測定するなど)

インフルエンサーの個性を活かそう

今回はインフルエンサーマーケティングの注意点と考え方について紹介しました。実際にインフルエンサーにどんなコンテンツを作ってもらうのかは、企画次第となります。せっかくインフルエンサーを活用するのですから、インフルエンサーの個性やアイデアを活かしたコンテンツを用意できるといいですね。

また、インフルエンサーマーケティングを短期的な施策としてとらえるよりも、相性がよいインフルエンサーであれば長期的な関わりを持ってもらうことで、一緒にファンを育てていくことができます。 

コムニコではコムニコインスタグラマーズネットワークに参加するInstagram上で影響力を持つフォトグラファー系インスタグラマーをご紹介いたします。インフルエンサー選びから紹介・企画・撮影とインフルエンサーマーケティングのお手伝いを支援しておりますので、疑問・質問などお気軽にお問合せください。

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