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【2021年版】UGCを生み出す!Instagramキャンペーン最新活用事例

【2021年版】UGCを生む!Instagramキャンペーン最新活用事例

20代30代のユーザーが多く、ビジュアルを伝えるSNSであるInstagram。マーケティングとしての活用も広がり、Instagram上でのキャンペーンを計画している企業のSNS担当者も多いのではないでしょうか。「Instagramでキャンペーンは実施できるの?」「キャンペーンを始めるために準備したい」という方に向けて、情報をまとめました。

この記事では、2021年版として最新のガイドラインを確認した上で、キャンペーン実施の際に注意すべきことや各社が行っているキャンペーンの事例を紹介しています。

Instagramのキャンペーンポリシーを確認しよう

Instagramでよく行われるキャンペーンには、指定のハッシュタグを付けて画像を投稿する「ハッシュタグキャンペーン」や指定の投稿を自らのタイムラインにも表示させる「リポスト投稿キャンペーン」などがあります。

しかしInstagramでは、プロモーションガイドラインコミュニティガイドラインなどによってポリシーが定められているため、それに配慮しなければなりません。そもそもInstagramでは、インセンティブを与えて、無作為にエンゲージメントを増やす行為は推奨されていません。これらはエンゲージメントベイトと呼ばれ、ページや投稿の表示順位を下げる原因となります。

キャンペーンの応募条件などが規約違反となってしまった際は、アカウントを凍結されたとしてもフェイスブックに異議申し立てできなくなる可能性がありますので、将来的なリスクを抑えるためにも、規約違反をしない形でのキャンペーン実施が必要です。

キャンペーンを実施するうえで、注意すべきこととは?

では、Instagramキャンペーンを実施する際に注意すべきことは具体的に何なのでしょうか。

■コンテンツに誤ったタグを付けさせない
Instagramのプロモーションガイドラインでは、「コンテンツに誤ったタグを付けたり、そうするように他の利用者を仕向けること」が禁止事項として定められています。
たとえば、投稿するユーザーが写っていない写真にそのユーザー自身をタグ付けすることを条件にするといったことは、ルール違反です。

■エンゲージの見返りに金銭を贈呈しない
また、Instagramのコミュニティガイドラインでは、「いいね!やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、金銭や金券などのプレゼントを申し出ること」が禁止されています。
つまり、投稿にいいねを押す、またはアカウントをフォローした人にAmazonギフト券500円プレゼントといったキャンペーンはできません。

Instagramがユーザーにコンテンツのおすすめを提案する基準を示したページでは、プラットフォーム上では許可されているけれど、おすすめの対象とはならないコンテンツのカテゴリの一つとして、多くのユーザーが嫌いと答えた「エンゲージメントベイトを含むコンテンツ」「コンテストや景品を宣伝するコンテンツ」を挙げています。

現在は禁止されていないことであっても、ユーザーの意向を受けてプロモーション手法が限定されていく流れが今後も進めば、いずれは規約違反となる可能性も高いため、キャンペーン実施の際は慎重に対応することが求められます。

Instagramキャンペーン事例

ここからは、近年に実施されたInstagramキャンペーンの中から、参考にしたい事例をご紹介します。

 

■エトヴォス「#エトヴォスと海を守ろうキャンペーン」

社会的に関心が高まっているSDGsに関連させ、海の環境問題をテーマにしたキャンペーンを開催しました。同社が同様のキャンペーンを開催するのは、2020年に続いて2回目です。

キャンペーンでは、ビーチで使用される「紫外線吸収剤配合の日焼け止め」が珊瑚の「白化」の原因になると考えられていることを訴え、エトヴォスの日焼け止めは紫外線吸収剤を使用していないことを訴求。「できることをエトヴォスと始めよう」と、賛同者にキャンペーンへの参加を促しました。

参加方法は、①ETVOSの「ミネラルUVシリーズ2021」の写真や動画をフィードに投稿、②対象投稿をシェア、③対象投稿へのいいねの3種類。のべ参加者数が2021人を超えた時点で、珊瑚の苗を寄付するとしたほか、投稿すればするほど当選確率が上がるとし、多くの人の参加を促しました。

 

 

■あるある土佐カンパニー【テレビ朝日】「あるあるリールオーディション」

テレビ朝日で放送されている番組「あるある土佐カンパニー」が、あるあるネタをInstagramのリール動画で募集しました。視聴者を巻き込んだ企画で、応募者はもちろん、そのフォロワーにまで番組に興味を持たせることができたのではと考えられます。

あるある土佐カンパニー・あるあるリールオーディション

あるあるリールオーディション

 

■健康ミネラルむぎ茶【公式】

いいね&フォローキャンペーンですが、指定の応募フォームに、アンケートや住所などの必要項目を入力することで応募が完了するというもの。別途LPを作成し、フォーム入力してもらうことで賞品の発送を当選結果にかえる仕組みになっています。当選人数が1,000人と多いこともあり、一度に多量の当選DMを送付することによるアカウント利用制限リスクを避けた形になっています。

 

 

■ゼスプリキウイ公式「#ゼスプリレッドってどんな味」

新商品「ゼスプリ レッドキウイ」の発売を記念して開催したキャンペーン。ゼスプリ レッドキウイの商品写真と、食べた感想についての投稿を募集し、商品のトライアル促進とUGCによる認知拡大と興味喚起を目指しました。
雑誌付録になるほど大人女子に人気が高いキャラクターのぬいぐるみを賞品としたことで、当選者からさらなるUGCの創出も見込んでいます。

おわりに

プラットフォームによる制約の多いInstagramキャンペーンですが、企画内容の工夫でユーザーの印象に残るキャンペーンをつくることができます。実施前にはガイドラインをしっかり確認して、ここで挙げた事例を参考に、ぜひユーザーが楽しんで参加でき、キャンペーンの目的も達成できる企画を考えていただければと思います。

キャンペーンは、ツールを活用すると効率的に実施できます。コムニコが提供しているキャンペーンツール「ATELU」は、作業の効率化のほか、キャンペーン実施後の成果分析なども行えるので、より効果的な企画の立案にも役立ちます。こうしたツールも取り入れながら、SNSをよりビジネスに有効活用していきましょう。
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