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Tastemadeに学ぶ、ソーシャルメディアでみられる動画の作り方

Tastemadeに学ぶソーシャルメディアでみられる動画の作り方

FacebookやInstagramで気になるコンテンツに出会ったとき、そのスクロールを止めて画面をじっくり観る。そんな行動を促すコンテンツを「親指を止める(“thumb-stoppers”)」というそうです。そんなthumb-stoppersとして海外で今注目されているのが、料理動画サービスの「Tastemade」です。

2015年5月から日本語版のFacebookページ「Tastemade Japan」を開始し、現在Facebookページの「いいね!」は90万を超えています。ちなみに、本家のTastemadeのFacebookページの「いいね!」は、1,600万人を超え、姉妹サイトでスイーツに特化したFacebookページのSweetenは、287万人以上の「いいね!」を獲得しています。Tastemade共同創業者の一人、Steven Kyddによれば「食は世界共通言語。Facebookで食はぴったり」とのこと。

今回は、Tastemadeの動画がFacebookで受ける理由を探ってみましょう。

Facebookの特性を意識した動画制作

共同創業者のSteven Kyddは、成功の理由は「Facebookの特性を意識したこと」だといいます。例えば、Facebookではニュースフィードに動画が表示されたとき、音無しで自動再生が始まります。だから、音声なしでも動画だけで内容が伝わるように動画を撮影し、必要に応じてテキストを加えるといった工夫がされているのです。

さらに撮影角度にもこだわりがあります。Facebookユーザーの多くがニュースフィードをモバイル端末で見ていることから、モバイルでの見た目を重視して撮影しています。動画を見るとわかるように、ほぼ真上からのアングルで撮影されています。

最近は、Tastemadeに限らずFacebookなどで見る料理の動画では、この真上からのアングルが定番になりつつありますが、ほんの数年前まではなかったと思います。料理人が映らず、料理する人の目線で料理のプロセスを撮影することで、自分で作っているような、自分でもできそうな感覚になります。Tastemadeはサンタモニカに、垂直撮影ができる7,000平方フィート(学校の教室ぐらいの広さですね)の専用スタジオを用意しているほど、このアングルにこだわっています。

また、Facebookの場合は自動再生されても、ニュースフィードをスクロールしてしまえば、そこで動画の再生が止まってしまうことから、動画の最初でユーザーの興味をひくような構成にしています。そして、モバイル端末で見ることを意識して、動画の再生時間は1分以内のものがほとんどです。

分散型メディア、それぞれの動画スタイルに合わせて配信

Tastemadeは、Facebookだけで展開しているわけではありません。自社サイト、専用アプリ(iOS/Android)、YouTubeチャンネルInstagramTwitterなどを使って配信しています。

かつては、YouTubeでアップした動画のリンクをそれぞれのメディアでシェアというような形で動画を投稿するスタイルが主流でしたが、今はそれぞれのメディアが動画フォーマットに対応したこともあり、それぞれのメディアににマッチしたスタイルで動画をアップして、他のサイトに移動することなくその場所で再生できることが当たり前になっています。例えば、TastemadeではFacebookやInstagramでシェアするのは、ショートバージョン、YouTubeではフルバージョンというような使い分けをしています。

また、Facebookではライブ配信を使ってレシピを紹介しているものもあります。やや焦げたりしているのは、ライブならではというところでしょうか。

グローバル展開と広告収益の将来性


Tastemadeは、2012年に設立、YouTube動画を中心にしたマルチチャンネル動画としてスタートしました。2015年12月時点ですでに月間1億アクティブユーザ、10億PVを達成しています。2015年12月には4000万ドルの資金調達をしており、過去の調達を合わせると8000万ドルの調達に成功しています。2015年以降、ブラジル、日本など、グローバル展開に力をいれています。

なお、日本版ではちくわなど日本の食材を用いたレシピが用意されているので、コンテンツも独自に制作しています。

Tastemadeが注目されているのは、若い世代、モバイルファーストの世代のオーディエンスを獲得していることにあります。広告主にとっては、魅力的なチャンネルの1つと言えるでしょう。Tastemadeの共同創業者であるLarry Fitzgibbonは、「Tastemadeは食のカテゴリにおいてユーザにとってのブランドになっている」と自信を見せます。

なお、Tastemadeでは、専用アプリを使えば、一般のユーザも動画の撮影、編集、アップロードができるようになっています。これにより、Tasetemadeでは新たなスターの発掘も可能で、インフルエンサーを使ったプロモーションも見据えています。

もちろん、すでに広告動画も開始しています。例えば、San PellegrinoをスポンサーにしてHeritageという動画シリーズを作成しています。以下の動画は、頑張るシェフのストーリーを紹介した動画です。情熱大陸のような感じで人物の背景やシェフとしての仕事への思いを紹介し、最後にPellegrinoがちらっと出るというような、10分近いストーリー重視の広告で18万回以上再生されています。


まとめ:分散型時代の動画プラットフォームに

Tastemadeの動画を見てみると、Facebook、Instagramなどで再生される動画のコツというのが見えてきます。

  • 音声なしでわかる
  • 最初の数秒で興味をひく
  • テンポを早めて1分以内で終わる
  • スマホ中心主義の動画撮影
  • メディアの特性に合わせた動画コンテンツを配信

これらは料理以外の動画コンテンツでも同様です。簡単に動画を作成でき、アップできる今だからこそ、再生される動画、また見たくなる動画を意識して作成してみたいですね。

参考記事

深谷 歩

Posts by 深谷 歩

株式会社深谷歩事務所代表取締役。ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援を行う。Webメディア、雑誌の執筆に加え、講演活動、動画制作も行う。またフェレット用品を扱うオンラインショップ「Ferretoys」も運営。

著書
自社のブランド力を上げる! オウンドメディア制作・運用ガイド』(翔泳社)
小さなお店のLINE@集客・販促ガイド』(翔泳社)
SNS活用→集客のオキテ』(ソシム)
小さな会社のFacebookページ制作・運用ガイド』(翔泳社)
小さな会社のFacebookページ集客・販促ガイド』(翔泳社)

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