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「TikTok」って何がすごいの? マーケターが知っておきたい基本とビジネス活用

Tik Tokって何がすごいの?

昨今、動画を気軽に投稿し、シェアできるサービスが人気を集めています。

これまでは、YouTubeなどの動画プラットフォームやSNS上に一部のユーザーが動画を投稿し、大多数のユーザーが視聴するという形が主流でした。しかし「TikTok」やインスタグラム社が今年6月にリリースした「IGTV」、同じく6月に発表されたFacebookの新機能「Lip Sync Live」は、すべてのユーザーが気軽に動画を撮って投稿し、主に友人やつながりのあるユーザー間でシェアする楽しみ方が盛り上がりを見せています。

この記事では、世界でユーザー数を劇的に伸ばす動画アプリTikTokについて、その特徴や人気の理由、企業の活用事例などをまとめました。

TikTokは実際どれほど人気なのか?

TikTokは今や世界150カ国以上で利用され、月間アクティブユーザー数は1億人とも言われています。

また、アメリカの調査会社であるSensor Tower社によると、今年の第一四半期におけるApp Storeのダウンロード数のトップはTikTok(ゲームアプリを除く)でした。
(参照:https://sensortower.com/blog/top-apps-games-publishers-q1-2018

アプリ市場のデータ分析を行うApp Annie社が示したデータでは、日本国内においてもTikTokのダウンロード数は2018年8月27日時点で無料アプリのカテゴリー中1位となっています。
TikTokは1位でした

日本では特に10代の認知率が高く、ジャストシステムの調査では10代の7割以上がTikTokを知っている、あるいは利用したことがあるとの結果も発表されました。10代で「現在利用している」と答えた人は1割程度ですが、今後はさらに増加すると考えられます。

10代におけるTik Tokの認知率は7割以上参考・出典:動画&動画広告 月次定点調査(2018年6月度)

TikTokの特徴とは

では、そもそもTikTokとはどのような動画アプリなのでしょうか。

TikTokは、音楽に合わせて15秒程度の動画を撮影・加工し、ハッシュタグなどを付けて共有することができるのが特徴です。アカウントを登録しなくても動画を閲覧することができますが、アカウントを登録すれば友人や気に入ったユーザーを自由にフォローしたり、動画にコメントやいいねを付けたりすることができます。

フィード画面ではフォローしているユーザーの投稿のほか、人気の動画や新着、おすすめ動画の閲覧が可能です。スクロールすれば次々に動画が表示され、その場でいいねやコメントを付けることもできます。

Tik Tokフィード画面

tiktok_11

検索画面では、ハッシュタグや楽曲、ユーザーを検索することができ、それぞれの楽曲やハッシュタグに紐づく動画が何本投稿されているかも知ることができます。

Tik Tok検索画面

投稿画面からは好きな楽曲を選んで動画の撮影や加工をし、保存またはアップロードすることが可能です。

Tik Tok投稿画面

そのほか、プロフィールの編集が行えるページや、メッセージや動画に付いたコメントを一覧できる機能も付いており、TwitterやFacebookなどと同じようにユーザー同士でコミュニケーションがとれるようになっています。

TikTokが人気の理由

YouTubeなどのメジャーな動画プラットフォームや、SNSの動画投稿機能などがあるにもかかわらず、なぜ今TikTokが人気を集めているのでしょうか。

その理由はいくつか考えられます。

・動画の作成が簡単で、投稿ハードルが低い

TikTokは、アプリに搭載された機能を使うだけで音楽を付けた動画の撮影や高度な加工を行うことができるため、アプリの機能で何ができるかさえ把握していれば、特別な技術がなくても思うような動画が簡単に作成できます。

また、投稿動画のスタイルも“曲に合わせて動いた動画”とほぼ決まっており、動画の内容についても、特別にクリエイティブな発想をしなくても誰かが投稿しているかわいい、かっこいい、おもしろいチャレンジを真似すればいいため、自分の身一つで気軽に撮影し、投稿することができます。

このように、動画の内容や加工に特別な発想や技術を必要とせず、投稿へのハードルが低いということが一つの理由として挙げられます。

・投稿のネタが豊富

TikTokは「チャレンジ」という、いわゆるお題のハッシュタグを用意し、ユーザーに提供しています。

検索画面を選択すると、画面上部にはお題の記載されたバナーが、その下には人気のお題一覧が表示され、気になるお題をタップすると、そのお題の主旨や投稿動画の例が見られます。

tiktok_10

ユーザーは何を投稿すればいいのか分からないときはお題に挑戦すればいいため、投稿のネタに困りません。TikTokのユーザーを飽きさせない仕組みが機能していると言えるでしょう。

・ほかのユーザーからの反応が得られやすい

ほかのSNSと違い、いいね数やフォロワー数が伸びやすいのもTikTokの特徴です。なかには、Twitterのフォロワー数の何倍ものフォロワーをTikTokで獲得しているユーザーもいると言われているほどです。

つまり、承認欲求を満たしやすいことも人気の理由の一つだと考えられます。

活用事例

若年層に人気の高いTikTokは、10代をターゲットとする企業やブランドからも注目されています。

サントリー食品インターナショナルは、今年4月17日に発売した新商品「ペプシJコーラ」のSNS投稿動画を、TikTokで撮影しました。これは、ブランド広告としては初めての取り組みとのこと。

動画は商品発売後の4月23日、5月1日、5月7日と3回に分けて計12本を公開。内容は、躍動感や爽快感をテーマにしたオリジナルのダンス「ペプシお祭リミックス」を「ペプシJコーラ」のオリジナル楽曲に合わせてタレントが踊るというもので、石川さゆりさんやX JAPANのSUGIZOさんといった大御所をはじめとする9組が出演しています。

公開後、SNSを中心に大きく拡散され、公開から約1カ月が経った6月初旬には総再生回数が1,500万回以上に達し、ダンス「ペプシお祭リミックス」を真似た動画を投稿した人は2万人以上に及びました。

まとめ

10代を中心とした若年層へのプロモーション手段として、TikTokの機能を使った動画制作のほか、TikTok上での人気ハッシュタグを利用した動画投稿や、何万人ものフォロワーを抱えるTikTokユーザーによるインフルエンサーマーケティングなど、さまざまな可能性が考えられます。

TikTokはインターフェースがとても見やすく、使い方も簡単なので、ぜひ一度活用してみてはいかがでしょうか。

TikTok公式サイト:https://www.tiktok.com/jp/
TikTok公式Twitterアカウント:https://twitter.com/tiktok_japan
TikTok公式Instagramアカウント:https://www.instagram.com/tiktok_japan/

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三ツ井 香菜

Posts by 三ツ井 香菜

フリーライター。マーケティングやビジネス分野を中心に、演劇、製薬、グルメなど幅広いジャンルの取材・執筆・ときどき撮影を手がける。以前勤務していた会社では、SNSキャンペーン事務局の運営経験もあり。

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