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プロが教えるSNSライティングのコツ

プロが教えるSNSライティング_SNS

プロが教えるSNSライティング_SNS国内におけるSNSの月間利用者数は、Twitter:4,500万人、Instagram:2,900万人、Facebook:2,800万人(いずれも2019年2月時点で各社発表のもの)

いまやSNS(ソーシャルメディア)は、企業が積極的に活用すべきメディアとしての地位を確固たるものにしたといえるでしょう。一方、SNSの急速な普及と進化の陰で、企業のマーケティング担当者・広報担当者には、新たな悩みが生じているのではないでしょうか。


「うちの会社もそろそろSNSマーケティングをはじめるぞ!」
そんな鶴の一声で、突然「SNSマーケティング担当者」に任命されてしまったけれど、まず何から始めたらいいの?

「最近はInstagramがブームらしいから」
「同業他社のTwitterアカウントが、バズっているらしいから」
とりあえず自社の公式アカウントを立ち上げてはみたものの、何を投稿すればいいのか…

このコラムは、そんな「悩めるSNSマーケティング担当者」のみなさんに向けて、疑問や悩みが少しでも解決されるような内容を目指していきます。ぜひご期待ください!

「SNSマーケティング」は、まず「目的・ゴール」を決めることから

まずは、今回のテーマ「SNSマーケティング = SNSアカウント運用 じゃない!?」について解説していきましょう。

読者のみなさんの会社は、「SNSマーケティングをこれから始めようとしている」「SNSマーケティングをはじめたばかり」という企業が多いのではないでしょうか。
もしかして、みなさんの社内では

SNSマーケティングを始めるぞ! → SNSアカウント運用だ! → 投稿案を作ろう!

という進め方をしようとしていませんか?それは本末転倒かもしれません!

マーケティング活動をはじめる時に大切なことは、「手段」より先にまず「目的・ゴール」を決めることですよね。それは、SNSマーケティングにおいても同じことです。

うちの会社がマーケティングで目指したい目的・ゴールって何? → SNS使ってやれる施策の中で、どれが適切だろう? →・・・

という流れが、本来あるべき姿です。

それから、最近耳にするのですが「SNSマーケティング = SNSアカウント運用」だと思い込んでいる人がいますが、それは正しくありません。
「SNSマーケティング」といっても「SNSアカウント運用」がすべてではありません。たとえば以下に挙げたものもすべて「SNSマーケティング」の手法なのです。

  • 公式アカウント運用
  • 広告
  • インフルエンサーマーケティング
  • ソーシャルリスニング
  • アクティブサポート
  • キャンペーン   

また、みなさんの企業・団体にとってもっとも重要で象徴的なお客様像「ペルソナ」も、初期のタイミングで定義しておくのがよいでしょう。

「目的・ゴール」と「ペルソナ」をしっかり決めたら、「各SNSの特長や利用者構成」などをもとに「どのSNSで何を実施するか」を検討しましょう。

主要なSNSの特長やユーザー構成

WELOVESOCIA_SNSユーザー数自社のSNSマーケティングの「目的・ゴール」達成を目指すためには、どのSNSを活用するのが効果的か?自社の「ペルソナ」が主に利用していると考えられるSNSはどれだろうか?その答えを見つけるためには、各SNSの特長やユーザー構成などを理解しておくことが望ましいでしょう。

以下に3つの主要SNSを「ざっくりと解説」します。

Facebook:実名登録で基本1人1アカウントがルールで、日本人はプロフィールをきちんと入力するユーザーが比較的多い印象。ビジネスパーソンの利用も目立つ一方で、最近は閲覧専門というユーザーも多い。フォーマルな雰囲気を持つSNSであり、企業アカウントの投稿は、固めの文体で情報量も多めのものが目立つ。
Twitter:匿名登録で日本人は平均2~3アカウントを持っているといわれる。最大の特長は1回の投稿における文字数制限(日本語・中国語・韓国語は140文字まで、それ以外の文字は280文字まで)があることだが、連続投稿がネガティブにとらえられるような空気はない。他のSNSに比べて拡散性が強く、良い面としてはバズが起きやすいが、逆に炎上も起きやすい。企業アカウントは広報・PR的立ち位置のものから、いわゆる「中の人」と呼ばれるキャラクター色の強いものまで様々。
Instagram:この3つの中では、もっとも国内においてユーザー数が急増しているSNS。IGTV(縦型動画)、ショッピング機能、レストラン予約機能など新たな付加価値も続々。アクティブ率と女性の割合が高めであり、画像・動画の魅力や世界観がユーザーからの反応数を左右する。さらに重要なのがハッシュタグ。ユーザーの約25%はハッシュタグで検索をおこなっている上に、ハッシュタグをフォローできるという仕組みが存在するため、企業アカウントにおいても、適切かつ効果的なハッシュタグ選びは不可欠である。

主要なSNSの比較について、より詳細な情報は下記をご参照ください
【2019年2月更新】人気SNSの国内&世界のユーザー数まとめ(Facebook、Twitter、Instagram、LINE) 

まとめ:まず「目的・ゴール」「ペルソナ」、そして「SNS選び」「手段」へ

  • みなさんの企業・団体はどんな「目的・ゴール」でSNSマーケティングを行なうのか? 
  • みなさんの企業・団体の「ペルソナ」は?

これらをまず決定することで、ようやく「手段」――すなわち「目的・ゴール」達成に最適なSNSマーケティング手法およびSNSは? の答えが見えてくるはずです。

そして、おそらく多くの企業・団体では、「手段」として「SNSアカウント運用」が選ばれるのではないかと思います。

「SNSアカウント運用」の肝は「ファン・フォロワーとの関係構築」であり、そのために効果的といわれる手法のひとつが「ファン・フォロワーを楽しませる/喜ばせる投稿」です。

次回からは、主要SNS(Facebook・Twitter・Instagram)ごとにSNSライティングのコツなどをご紹介していきます。どうぞお楽しみに。

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