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投稿コンテンツの考え方・気をつけるべきこととは?withコロナ時代のSNS運用【後編】

withコロナ時代のSNS運用後編

この記事は
リモートでのチーム連携方法・コンテンツの作成方法を解説!Withコロナ時代のSNS運用【前編】
の続きです。

投稿案のWチェックに承認フロー等々、テレワークでどう進める?

その他の「SNSアカウント運用業務」についても、これからのwithコロナ時代にテレワークでどう進めていくのがよいかご説明していきます。

テレワークだからこそ大事にしたい「慎重さ」と「コミュニケーション」
「テレワークだから」といって、ミスやトラブルが許されるわけではありません。企業のSNSアカウントが炎上するリスクも決して低下してはいないのです。むしろ、「これまで以上に慎重に」「これまで以上に関係者とのコミュニケーションを密に」していきましょう。

  • 「これまで以上に慎重に」
    投稿文案のWチェック(校正・校閲)は、紙に印刷して蛍光ペンを使って1文字単位で行なうのがベストですが、テレワークの場合、PC画面を見ながらのWチェックになりがちです。以下に挙げるような方法でミス・トラブルを防ぎましょう。
    - Wチェックリストを作り、必ずリストに沿って、慎重に目視でチェックを行なう
    - 作業ミス、PC不具合などのリスクヘッジとして「作業履歴」を必ず残す
    - 必要に応じて、テレワーク中でも「ビデオ会議」などを使い、Wチェック結果を口頭でもフィードバック
    - Wordなどの「文章校正」機能を活用する
    - 文章作成支援・校正支援・推敲支援ツールを活用する
  • 「これまで以上にコミュニケーションは密に」
    SNS投稿案の確認・承認・投稿予約までのフローをテレワークでもスムーズに進めるためには、SNS運用担当チームメンバー間での情報共有・コミュニケーションを「密」にしましょう。
    - コンテンツカレンダーはメンバー全員で共有・共同編集可能な形に(Google スプレッドシートを活用)
    - SNS投稿スケジュールを関係者全員が把握しておくことで「投稿漏れ」「投稿ミス」を防止
    - チームメンバーのスケジュールは、Googleカレンダーなどで共有。「誰がいつ不在か」「会議中で連絡がとれないか」等を全員が把握しておくことで、たとえば緊急のSNS投稿が必要になった際も、承認フローをスピーディーに進めることが可能
    - テレワーク中でも「すぐ会話」できる環境整備(Teams、Slack、chatwork、Discordなど)
    - メールやチャットでも「(まずは早めに)一次返信」を徹底する

投稿に上長の承認が必要な場合や、複数名で運用を行っている場合は、チーム連携ができる運用管理ツールの導入も検討してみると良いでしょう。ツールを使用することで、コンテンツの作成から承認・投稿予約までをスムーズに行うことができ、投稿ミスや投稿忘れを防止することができます。

コムニコマーケティングスイート承認機能SNS運用管理ツール:コムニコ マーケティングスイート

Withコロナ時代にSNSで投稿すべきコンテンツ

Withコロナ時代において、企業のSNSアカウントはどのような点に留意して、どんな内容の投稿を行なうべきでしょうか。

まず、大前提として「ファン・フォロワーに喜ばれる投稿」「ファン・フォロワーに楽しんでもらえる投稿」を心がけるべきであることはこれまでと変わりません。
その上で、以下のようなテーマを意識して投稿案を考えてみてはいかがでしょうか。

「便利」を提供

  • 自社が発信できる「お役立ち情報(ノウハウ・Tips・正確で信頼できる情報)」
    - 布マスクの洗濯方法
    - 自宅でできる筋トレ・ストレッチ
    - ストレス解消・リラクゼーション方法
    - 自宅でできる「お店の味」再現レシピ紹介
  • ファン・フォロワーが喜ぶお役立ちコンテンツ
    - Web会議用バーチャル背景素材の提供
    - 有料コンテンツの無料公開
  • オンラインのカスタマーサポートサービス、バーチャルストアの紹介
    例:Galaxy Mobile Japan

「楽しさ」(娯楽と気晴らし・楽しいおうち時間)を提供

  • 家ではじめられる新しい趣味を紹介、サポートする。(料理/手芸/楽器/筋トレ/読書/習い事 など)
  • クイズ、オンラインゲーム、塗り絵、ペーパークラフト
  • 「楽しい」「癒される」「普段は見られない」動画・写真
    例:かはく【国立科学博物館公式】(「#おうちでかはく」「#自宅でミュージアム」「#エア博物館」「#Twitterで楽しむ水族館」など)

「ワクワク感」を提供
コロナウイルス終息後にむけて、ファン・フォロワーをワクワクさせるコンテンツを提供。

例:Ferrari Japan


例:すみだ水族館【公式】

「つながり」を感じさせる
会いたい人に会えない、行きたい場所に行けない時だからこそ、ファン・フォロワーの気持ちによりそい、つながりを感じさせるようなコミュニケーションを展開しましょう。

  • Instagramライブで「オンライン製品発表会」「オンライン・ファンミーティング」を実施
    Instagramライブは、視聴者からの意見や質問もリアルタイムで受けることができ、フォロワーとのよりよい関係構築に有効な施策です。20204月からは、PCでの視聴・コメントも可能になりました。

いずれのテーマも、根底には「ポジティブさ」があることが大切です。

Withコロナ時代にSNSで投稿すべきではないコンテンツ

「企業のSNS公式アカウントが投稿すべきでない内容」は、Beforeコロナ時代と大きく変わるものではありません。公序良俗に反する内容や「炎上さしすせそ」に含まれるテーマはやはり避けるべきでしょう。
ちなみに「新型コロナウイルス感染拡大」は「さ:災害」に含まれる事態・テーマのため、SNSは通常以上に炎上しやすい状態にあることを知っておきましょう。

さらに、今回の新型コロナウイルス感染拡大や、大地震・テロ発生時のように「多くの日本人が不安を感じている状況」においては、特に以下についても十分注意が必要です。

  • デマ・フェイクニュースを発信しない、シェア(リツイート)しない
  • 過度な不安を煽る投稿、ネガティブな気持ちにさせる投稿をしない
  • 「無神経」「不謹慎」と思われる投稿をしない

KGI・KPI・投稿時間なども、withコロナ時代にあわせて見直しを

新型コロナウイルス感染拡大はあらゆるものを変えました。生活者つまりファン・フォロワーのライフスタイルや思考、行動も、以前のそれとは別物であると考えておくのがよいでしょう。
さて、皆さんの企業のSNSマーケティングの「KGI」「ペルソナ」「KPI」「投稿時間」は、beforeコロナ時代に最適化されたもののはずです。つまり、withコロナ時代の今、見直しと修正が不可欠なことは間違いないでしょう。

例:KGIは「来店意向の向上」のままでよいのだろうか?ペルソナは修正が必要だろうか?
 →自社のビジネスモデルの変化に適応したKGIに変更すべきでしょう。ペルソナも今一度見直しが必要なはずです。

例:KPIは「Instagramストーリーズのリーチ数:平均5,000」のままでよいのだろうか?
 →冒頭で書きましたように、どのSNSも利用者が増え、リーチ&インプレッションが上昇しています。Beforeコロナ時代に設定したKPI値は、withコロナ時代を迎えたことによる変化を織り込んだ数値に修正すべきでしょう。

例:ファン・フォロワーが通勤時間にSNSを利用すると考え、毎日朝8時に投稿していたが、このままの投稿時間でよいのだろうか?
 →withコロナ時代のファン・フォロワーの行動様式を早く掴み、適切な投稿時間に変更すべきでしょう。

おわりに

withコロナ時代のSNSアカウント運用のヒント、いかがでしたでしょうか。

おそらく、これから長く続くであろう「withコロナ時代」。新型コロナウイルスはあらゆるものを変えてしまいましたが、これを危機ととるかチャンスととるかはみなさん次第です。ぜひ、あらゆる変化を楽しみながら、そしてファン・フォロワーにも楽しんでもらいながら、SNSアカウント運用を続けていきましょう。

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Withコロナ時代のSNSアカウント運用にお困りの際は、ぜひコムニコにご相談を。株式会社コムニコでは、あらゆるSNSアカウントの運用の初期構築から、運用支援、SNSの広告運用や社内勉強会まで、約1,000アカウントの運用実績で培ったコンサルティング力でSNSマーケティングをサポートしています。2020年3月から全社でテレワークを導入しておりますので、withコロナ時代のSNSアカウント運用ノウハウについてもお任せください。

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