Facebook、Twitter、InstagramのKGIとKPIの考え方

Facebook、Twitter、InstagramのKPIとKGIの考え方

もうすぐ新年度。このタイミングで新しくソーシャルメディアの運営担当になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、ソーシャルメディアの担当者として知っておくべき、Facebook、Twitter、Instagramの効果測定、KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)とKPI(Key Performance Indicators:重要業績評価指標 )について整理します。

※追記しました!
Facebook、Twitter、InstagramのKGIとKPIの考え方【続編】

http://blog.comnico.jp/we-love-social/socialmedia-goal-2

KGIとしてチェックしていきたい項目

KGIは言い換えれば、「ソーシャルメディア運営の目的」を指します。各ソーシャルメディアを通じてどのような課題を解決したいのか、何を達成したいのかを考えてみましょう。ソーシャルメディア運営の目的の例の一部が、以下のものです。

  • ブランド好意度の向上
  • 純粋想起率の向上
  • 購入意向の向上

目的が達成されているかどうかは、下記のようにソーシャルメディアアカウントのファン・フォロワーとなったユーザーを対象にアンケートを実施して、ブランドに対しての好意度や購入意向にどのような変化があったかを測定します。

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設問の設計、質問方法、手法などが回答に影響することがあるので、慎重に設計し、適切なパネルを集める必要があります。

半年に1回、1年に1回というタイミングで調査を継続することで、ソーシャルメディアが態度変容にどのような影響を与えたかを検証することができます。

なお、日本日本ケンタッキー・フライド・チキンさま協力のもと、コムニコで実施した調査結果について公開しているので、こちらも参考にしてください

調査結果では、想起率・好意度・NPS・利用頻度・購入金額・利用意向全ての調査項目において、ファン/フォロワー全体が一般のグループ(非ファン/非フォロワー)より高いスコアを示し、ソーシャルメディアの運用が顧客育成に寄与していることがわかっています。

ブランドロイヤリティ調査結果も公開!日本ケンタッキー・フライド・チキンに学ぶソーシャルメディアを活用した顧客育成と来店促進のポイントとは?

FacebookのKPIとしてよく使われる指標

続いて、KPIとは「目的が達成できてるかどうかをチェックするための値」を指します。ソーシャルメディアの運営では、一般的にはファン数、フォロワー数、リーチ、インプレッションなどの定量的なものや、エンゲージメント率など、ファンやフォロワーからの反応を数値で表したものがあります。

過去の調査からも、ソーシャルメディアの投稿に対して、いいね!やコメントなどの反応が多いアカウントは、ブランド好意度や純粋想起率が高い傾向があることが分かっています。ここでいくつか例を紹介します。

Facebookページの「いいね!」

Facebookページの数値は週次、月次など定期的にチェックすることをおすすめします。

Facebookページの「いいね!」が増えても、投稿の質が悪いと「リーチ」が下がる傾向にあります。リーチとは投稿が表示された回数です。Facebookでの情報発信を目的にしている場合は、ファン数だけでなく「リーチ」数もチェックしましょう。

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投稿のエンゲージメント率

エンゲージメント率とは、投稿がリーチした人数に対して、「いいね!」、コメント、シェア、投稿をクリックした人の割合で、Facebookのインサイトから確認することができます。

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エンゲージメント率の平均は、ページの規模別にコムニコのブログで「アクション率」として毎月公開しているので、その平均を基に目標値を設定するとよいでしょう。エンゲージメント率は、人気の投稿を考える上でも重要です。

【2015年3月版】ファン数の規模別・業界別Facebookページの平均リーチ率・反応率・アクション率

いいね!の属性

ターゲットとしているユーザーを集められているかをチェックするためにも、「いいね!」をしている人の統計データをチェックします。また属性を見ながら、投稿内容も検討してみましょう。

TwitterのKPIとしてよく使われる指標

フォロワー数

Facebookページの「いいね!」と同様に、Twitterのフォロワー数はアカウントの順調な成長を検証する上で欠かせません。また、Twitterでも発信を目的としている場合はフォロワー数だけでなく、インプレッション(ツイートの表示回数)も確認しましょう。これらはTwitterアナリティクスから確認することができます。

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エンゲージメント率

Twitterのエンゲージメント率は、発信したツイートに対するクリック、リツイート、返信、お気に入りの回数をインプレッションで割ったものです。Facebookのエンゲージメント率(分母がリーチ)と計算式は異なりますが、基本的な考え方は同じと考えて良いでしょう。

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InstgramのKPIとしてよく使われる指標

フォロワー数

Instagramでもフォロワー数は、アカウントの成長を見る上で重要な指標となります。

Instagramは解析系のツールが標準でそなわっていませんが、フォロワー数をチェックするときは、ユーザーローカルのサービスを利用してチェックするとよいでしょう。

Instagram 人気ランキング

投稿の反応

Instagramは、解析ツールがないので目視で投稿への反応をチェックすることがありましたが、ユーザーローカルのツールでは、「いいね!」とコメント数から、反応がよかった投稿もランキング形式でチェックできるようになりました。

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このほかにもInstagramの成果指標については、こちらにまとめています。

まとめ:効果測定は定期的に!

効果測定は気が向いた時にやるものではなく、毎回決まったタイミングで実施し、その数値を分析して次のステップに活かしていく必要があります。KPIであれば、月に1回、KGIであれば半年か1年に1回位の頻度で評価し、次の投稿の企画に反映させていくとよいでしょう。

なお、コムニコが開発している、コムニコ マーケティングスイートには、Facebookページのレポート機能があり、過去と比較した数値や当月の成果をわかりやすく分析できますので、あわせてご活用ください。

また、ソーシャルメディアのKGI、KPIについてご相談をしたいという方はこちらまでお気軽にご相談ください。

深谷 歩

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株式会社深谷歩事務所代表取締役。ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援を行う。Webメディア、雑誌の執筆に加え、講演活動、動画制作も行う。またフェレット用品を扱うオンラインショップ「Ferretoys」も運営。

著書
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